シリーズ企画として前回は士業の事務処理は忙しい、個人能力任せによる作業は限界に来ている
何らかの対応策か外科的(外部サポート)手立てが必要な時期に来ています。
について書きました。

士業の業務処理の棚卸し「コア/ノンコア分類」

実は今回、この内容が1番「腑に落ちた」目から鱗の内容でした。
少し自己反省しながらもしながら振り返ります。

今までは実務を行う中で開業当時に試行錯誤しながら形にした仕組みをベースに業務進捗をしていました。当然少ない人数ですので、何でも全て自身でやらなくてならない、全てが重要なお仕事として

  • お客様との面談
  • 各種必要資料集め
  • 行政官庁への訪問資料請求及び提出
  • 書類の転記業務、情報の入力業務
  • 重要書類のコピーから文書保存管理
  • 郵送書類作成と封書
  • などなど

各個人が都度判断して効率良く動く必要がありました。これらの内容を先ずはコンサルアドバイザーに理解していただく必要があります。「このように動かざる得ない業務が沢山あります」

そこから受けたアドバイスです。
「先ずは一連の業務を個々の業務に分割してフローチャート化しましょう」
上記の内容や作成資料や提出資料を元に、業務分析(見える化)を行います。

今までは忙しさを理由に、マニュアル化やフロー化は避けていて、自身の頭の中で理解していました。それを「ヒアリング」を受けながら見える化していきました。

一つにお仕事(お客様案件)を整理してみると、10個弱のタスクフローが明確になりました。
当然ですが今まで頭の中だけで行っていた業務が見える化(可視化)されました。

そこからのアドバイスです。
「そのタスクフローの一個一個にコア業務/ノンコア業務に色分けして見て下さい」との事。

コア業務/ノンコア業務とは
コア業務は企業活動の根幹業務で、担当者リソースを割いて行う必要がある業務です。 その一方でコア業務を支えるものを「ノンコア業務」といいます。

もう少し解説を加えると、代替えの効きにくい専業が「コア」で代替えの効く業務が「ノンコア」と言えそうです。

Excel上の業務タスクフローに「コア、ノンコア」分類で色分けして見ると「エッ!」と一瞬目を疑うかもですが全体業務の7割近くが「ノンコア(代替の効く業務)」と言う事実が…

事実は理解しました…しかしまだ釈然としないのが
「コア、ノンコア」とは言え結局自身が全て業務を行うので、この分類に意味があるの?
こんな感想でした

続きます。

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