シリーズ企画として前回は処理の棚卸し「コア/ノンコア分類」について書きました。
が…「コア、ノンコア」とは言え結局自身が全て業務を行うので、この分類に意味があるの?と感じておりました。
士業DX「チームビルディング」事務効率化は多能工から単能工が鍵
前回の内容で「コア/ノンコア分類」は理解出来ましたが、結局行うのは自分個人です
「ここの対策は?」と言うのが本音の部分でした。
そこでこの内容(疑問)を率直にぶつけた所
この「コア/ノンコア分類」の目的は「多能工、単能工」の違いを見極める内容との事
多能工とはひとりで複数の業務や作業を行うこと、及び複数の技能や技術を持った作業者のことを意味します。 もともと多能工という言葉は、工場などの生産現場をはじめ、主に製造業の間で使用されていました。
単能工とはある定められた仕事のみを行うことを指し、一人でひとつの業務を担当し、ひとつのスキルを専門に業務を行う人のことを指します。
そこから言える事は「どちらを目指しますか?」が大きいそうです。
当然、今までの事務所の進め方は「多能工」としての進め方でした。
では「単能工」を目指すのか?課題はここです。
アドバイス内容の要約は以下です。
少人数で小規模の場合は必然的に「多能工」の選択肢しかありません。
しかし、今後事業を拡大して人員も増やして効率的業務を行う際は
チーム業務として「単能工」業務は意識しなくてはなりません。
との事、将来では無く今のうちに「次の布石を」と言う事のようです。
「成長の過程では判断するべき時期に来ている」
少しモヤが晴れて来ました。次のステップです。
事務処理の内、ノンコア業務の中身を整理
前置きが長くなりましたが本論です、「ノンコア業務の中身を整理」です。
この中身を確認して見ますと確かに「代替の効くお仕事」です。
そこに専門家の知識は必要か?と尋ねると「不要」です。
ポカミスはいけませんが、重大な判断ミスにはつながりません。
コピー、官庁への資料請求や受取、ファイリング
雛形データ転記入力、郵送処理、必要資料収集……
これらは専門家知識の資格取得者や事務員と言うより、
スーパー事務員(器用なパート事務員)に任せた方が早く無いですか?
そこから言える事は、業務内容が明確に分類出来れば
専門職員と事務職員を明確に分けて人員増強する事も可能です。
これは実はどこの事務所でも行っているでしょうが
この分析にはもう少し奥があるようです。
- タスク分けによる個人プレーからチームプレーへの変換
- タスク分けすることで並列での業務進捗が可能
- タスク分けする事で進捗の見える化も可能に
- タスク分けする事でDX化やデジタル置換(仕組み化)が可能に
このような副次的要素もあるようですので
次回に続きます。
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