
代表の植村です
博愛とは相手を全肯定することではない。
渋沢栄一が言うように、大隈重信は遠慮することなく自らの見解を直言するのを常とした。
しかし他方で自らへの批判に対しても寛容で、田中正造や尾崎行雄といった
いわゆるやかまし屋の人々を側に近づけて可愛がった
(こうした大隈の姿勢については詳しくは拙著『大隈重信』参照)。
そしてこうした「博愛」は、実は渋沢のものでもあった。
職を賭して戦うほどの激論を交して大蔵省を去りながら
しかしそれでも相手への信頼と敬意を忘れず
大隈と生涯親しく交わり続け
助け続けたことからもそれは明らかである。
博愛は、博樹です。